FCアウグスブルクにとりエキサイティングな2017年が終わろうとしている。12ヶ月に及ぶ多くの栄光と、幾つかの挫折に記録。1年の締めくくりにその全てを総括する。今日は2017年11月を振り返る。
FCAはこれまでレヴァークーゼンと12試合を戦い1勝も挙げていない。13回目の対戦となる今試合でもマヌエル・バウム監督率いるチームは1-1で引き分け、勝点3を得ることはできなかったものの、士気を保ちそれを見せつけた。0-1の先制点の際ミスを犯したケビン・ダンソが、その2分後にゴールを決め同点に持ち込んだ。
その後FCAの数人の選手は各代表チームに合流。マルヴィン・ヒッツはワールドカップ予選のプレーオフでスイス代表として北アイルランドと対戦し、2018年ロシアワールドカップ出場の切符を手にした。コンスタンティノス・スタフィリディスのギリシャ代表はクロアチアに敗れ、残念ながらワールドカップ予選を突破することは叶わなかった。
FCAはホームで悪い流れを断ち切った
アウェイでのバイエルン戦では0-3で敗北し勝点を得るには至らなかったが、ダニエル・バイアーにとっては特別な試合となった。同キャプテンはFCAの選手としてブンデスリーガで通算200試合目の出場を果たしたのだ。ホームのVfLヴォルフスブルク戦では良い結果を出すことができた。FCAは80分間に渡り数的優位に立ち試合を進めていたにも関わらず、苦戦を強いられた。しかし最後はミヒャエル・グレゴリッチュとアルフレッド・フィンボガソンのゴールによって2-1で勝利を収め、これにより直近のホームでの3試合で勝利のなかったFCAはこの「悪い流れ」を断ち切ることができた。
月末の株主総会でFCA会長のミヒャエル・シュトレールは、前年度に引き続き売上高における新記録を出すことができたと発表した。売上高は83億1910万円から94億8360万円に上昇し、その結果2016/17シーズンの税引き後の純利益は約8億円となった。