第7節終了後、ブンデスリーガは再び一週間の休止期間に入る。FCアウグスブルクからは10名の各国代表選手が国際試合へ参加する。
FCAのダニエル・オパレが2014年ブラジルW杯以来再び自国代表チームに選出された。26歳の同選手を擁するガーナ代表は、10月7日(土)にアウェイで行われるロシアW杯アフリカ予選でウガンダ代表と対戦する。しかしグループリーグ3次予選に挑む同代表チームは、本戦参加を危ぶまれている。クウェシ・アッピアー監督率いる同チームは全6試合中4試合を戦って現在グループ3位、本大会出場の権利が与えられる首位との勝点差を4ポイントまで広げられているからだ。W杯本戦出場の可能性を消さないためには、グループ2位につけるウガンダとの対戦で勝利が必須となっている。またそれ以外にも3日後の10月10日(火)、ガーナ代表はサウジアラビアでの親善試合を行う予定だ。
既にW杯出場を決定付けたク・ジャチョルとチ・ドンウォンを擁する韓国代表はアジア予選後終了後、W杯本戦に向けたトレーニングを開始している。シン・テヨン率いる同代表チームは10月7日(土)にW杯開催国のロシア代表と親善試合を行い、10月10日(火)には自国でモロッコ代表と対戦する。
南米予選で最下位のベネズエラに2018年W杯本戦出場のチャンスはもう残されていない。しかしながらFCAのセルヒオ・コルドバを擁するワインレッド(ベネズエラの愛称)の選手達は、残りの試合も全力を出し切るつもりだ。同代表チームはまず10月5日(木)にウルグアイ代表と対戦し、その後10月10日(火)にはパラグアイ代表とのアウェイ戦を行う。
昨年フランス欧州選手権で大波乱を巻き起こしたアルフレッド・フィンボガソン擁するアイスランド代表は、現在初めてのW杯本選出場に向け奮闘している。同チームは目下グループ首位のクロアチアと勝点で並ぶも得失点差で2位となっており、残る予選2試合で他国代表の手助けを受けることができれば、本選への直接出場を手にする可能性を残している。アイスランド代表は10月6日(金)に勝点差2ポンイトでグループ3位につけるトルコと対戦、10月9日(月)にはグループ最下位のコソボとホームで戦う。
アイスランド代表より更に厳しい状況にいるのが、マルティン・ヒンターエッガー、ミヒャエル・グレゴリッチュ、そしてケヴィン・ダンソのFCA3選手を有するオーストリア代表だ。同チームは勝点上、プレーオフへと回るグループ2位への浮上が可能だが、10月6日(金)の対セルビア代表戦と10月9日(月)モルドバ代表戦の両方で勝利を挙げ、さらにライバルチームのサポートが必要不可欠となっている。
スイス代表は10月10日(火)に勝点3ポイント差で2位につけるポルトガル代表と対戦、この試合に勝利すればW杯本選出場を決めることができる。スイス代表はこれに先駆けて10月7日(土)にハンガリーと対戦する。またFCAのGKマルヴィン・ヒッツが再び同代表メンバーに選出されている。
プレーオフ進出を懸けて戦うギリシャ代表に召集されているコンスタンティノス・スタフィリディスも同様に代表戦へ向けて渡航する。同チームは10月7日(土)にキプロス代表、また10月10日(火)にはジブラルタル代表相手の勝利、同時に現在勝点1をリードしているボスニア・ヘルツェゴビナの敗戦に望みを繋ぐ。