6月30日にプロ契約が終了するマルクス・フォイルナーだが、同選手はその後も引き続きFCアウグスブルクに留まる。35歳の同選手はレギオナルリーガ・バイエルン所属のU23での2年間の選手契約にサインを済ませた。その上フォイルナーは、U16 のアシスタントコーチとして監督ヤニク・ティールをサポートし、指導者としての経験を積むことになる。
この決断について、フォイルナーは「この一歩を踏み出すことを意識的に決めたが、プロ選手として長年培った経験をユース選手に引き継ぎ、同時にまだプレーを続ける可能性をFCAが僕に与えてくれたことを嬉しく思う」と語った。そして「長い選手生活の間、経験豊富な選手からの助言はとてもためになった。これから僕が若い世代を助けると同時にコーチとしての経験を積むことは、僕にとって魅力的だ。この新しくてわくわくする課題をとても楽しみにしている」と、意欲的な姿勢を見せた。
FCAのユース部門監督アレクサンダー・フランケンベルガーは、「マルクス・フォイルナーはU23でピッチの上で重要なリーダーの役割を担い、その経験によってピッチ内外で我々の若いチームを助けてくれるだろう。若い選手たちはフォイルナーを見て学ぶだけでなく、そのポジティブな雰囲気も彼らの参考になるだろう」とコメントした。
FCAスポーツ部門責任者のシュテファン・ロイターは、「マルクス・フォイルナーを2つのポジションのために獲得できたことは、素晴らしいことだ。彼は、そのスポーツにおける向上心によってU23の選手たちを奮い立たせるだけでなく、ユース部門からプロチームに昇格できる選手を育てるというFCAの目的を達成するために、我々の助けとなるだろう」と、フォイルナーにかける期待を述べた。
マルクス・フォイルナーはレギオナルリーガの新シーズンの準備のため、既に今日から監督クリスティアン・ウェルムスが指揮するU23のトレーニングに参加している。